EIZO/医用画像表示カラーモニター
EIZOは、医用画像表示モニター「RadiForce RX350」(21.3型カラー液晶モニター)を発売した。
同製品は、病院内のPACS(Picture Archiving and Communications System:医用画像管理システム)上で患者の検査画像を表示する3メガピクセルカラーモニター「RX340」の後継機種である。
<特長>
▽同社独自の技術を活かした「Sharpness Recovery(鮮鋭度補正)」機能を搭載。同機能は、高輝度モニターにおいて避けられない画像の細かい部分の不明瞭さを補正し、画像の輪郭をクリアに描き出す。さらに、発光効率の優れたLEDバックライト搭載パネルにより、推奨輝度500cd/㎡を実現した上で、現行機種と同じ5年間かつ使用20,000時間以内の推奨輝度保証を実施。また、現行機種と比較して消費電力量を約30%低減させることで、モニターの維持費用の削減に貢献
▽デザインを一新し、読影作業に集中しやすいようにベゼル(画面の外枠)部分には黒色を、側面には清潔感と軽量感を演出する白色を環状に配している。さらに角を丸くすることで、患者の心理的不安を和らげ、安心感を与える効果を狙っている。外形寸法も、現行機種より横22mm、縦39mm、奥行き45.5mm減少。空間占有率が約30%削減され、デスク上に十分な作業スペースを確保することができる。モニターの額縁幅は約半減し、モニター2台による画像比較時の目線移動がスムーズにする
▽現行機種のRX340は入力端子のみを搭載しているが、RX350は新たにDisplayPort出力端子を搭載。同出力端子を活用したデイジーチェーン(数珠つなぎ)接続により、複数モニター使用時の配線がシンプルになる
※問い合わせ先=EIZO 営業1部メディカル課 TEL 03・5715・2014