東陽テクニカ／感染性廃棄物滅菌装置

　東陽テクニカは、アイバック社製の医療機関向け感染性廃棄物滅菌装置「ＤＩＳＰＯＰＡＣ」シリーズの取扱いを開始した。
　同装置は、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を排出することなく、感染性廃棄物を院内で安全かつ適正に滅菌処理し非感染性廃棄物へ変換し、同時に加圧によって減容するシステムである。
＜特長＞
▽環境省ガイドライン（平成２４年５月「廃棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マニュアル」環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部発行）に則った処理を行い、感染性廃棄物を安全かつ確実に滅菌、廃棄物の安全性を高めることで、院内や運搬時の感染リスクを無くす。また、焼却ではなく高温滅菌するため、ＣＯ２や有毒ガスは発生せず、環境破壊防止効果がある
▽院内で発生する感染性廃棄物のうち、９０％以上の品目を処理できる。廃棄物投入後は、排出まで自動運転化。操作が簡単であるとともに、作業者の安全を考慮した設計となっている。法定耐用年数は１７年で、長期間安定的に運用することができる
▽一般的に感染性廃棄物の処理費用は、産業廃棄物と比べて高額であるが、院内で滅菌処理し安全な産業廃棄物へ転換し、さらに減容することにより、処理費用の削減が見込めるため、医療機関によっては、数億円の投資効果を得られる場合がある
※問い合わせ先＝東陽テクニカ　メディカルシステム営業部　ＴＥＬ ０３・３２４５・１３５１