GEヘルスケア・ジャパン/X線骨密度測定装置

GEヘルスケア・ジャパン/X線骨密度測定装置

 GEヘルスケア・ジャパンは、狭小スペース向けに開発されたX線骨密度測定装置 「Chorale(コラール)」を発売した。
 同製品は、狭小スペースへの設置を可能にするため、それまでのコンパクトタイプのDXA装置(PRODIGY-C)に比べ奥行を30cmほど短くしたことにより、設置・運用可能な条件を大きく緩和。これにより、これまで設置されていなかった整形外科クリニックや内科系クリニックにおける使用が増えることで、広範に骨粗しょう症患者のケアが可能になると期待される。また、「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版」に謳われている骨粗しょう症の診断のスタンダードともいえる腰椎、大腿骨の骨密度測定においては、同社上位機種と同等の精度を維持、さらに、ポジション変更することなく腰椎・大腿骨の一連での検査を可能にする「OneScan」機能も搭載することにより、ワークフローの向上にも寄与する装置である。
<特長>
▽X線骨密度測定は、一般的測定では『腰椎位置決め⇒腰椎測定⇒大腿骨位置決め⇒大腿骨測定⇒腰椎解析⇒大腿骨解析』の6ステップを踏むが、同社「OneScan」機能により、『腰椎・大腿骨の一括ポジショニング⇒腰椎・大腿骨の一括測定⇒自動一括解析』という3ステップでの一連の検査が可能。この結果、検査時間短縮による検査効率の向上や検査枠の増加等を期待することができる
▽標準モードにおける腰椎・大腿骨近位部の測定時の入射線量は、通常の胸部一般レントゲンの約1/10程度に相当する21uGy
▽腰椎正面および大腿骨の測定時間は標準モードでそれぞれ約1分程度。検査時間短縮を可能にする「OneScan」機能により、患者の負担も軽減される
※問い合わせ先=GEヘルスケア・ジャパンコミュニケーション本部 TEL 0120・202・021

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