島津製作所/デジタル式回診用X線撮影装置
島津製作所は、最新のDR(Digital Radiography)システムによる多彩な機能や、本体内蔵の大型画像表示モニタ、軽量な新型FPD(フラットパネルディテクタ)など、充実した機能や操作者に配慮した装置設計によって医療現場における回診業務を支援するデジタル式回診用X線撮影装置「MobileDaRt Evolution MX7 Version(モバイルダート エボリューション エムエックスセブン バージョン)」を発売した。
<特長>
▽画像処理ユニットに最新のDRシステムを採用。走行中に自動で画像表示モニタの電源をオフにする機能や、一定時間操作が無い場合に自動で装置全体の電源をオフにする電源管理の機能は、消費電力を抑えてバッテリーの減りを防ぐだけでなく、患者情報の漏洩を防止してセキュリティの向上にも寄与する。また、画像表示モニタには、充電タイミングの通知や院内無線LANの電波状態の表示なども可能であり、より効率的な回診業務を実現
▽画像表示部には、新たに17インチの大型液晶モニタを採用。モニタ解像度も高めており、視認性やタッチパネルの操作性が向上。また、小物収納スペースや、FPDにカバーを装着する際に便利なスリットを設けるなど、日々の業務における利便性を高めた。従来から好評だった静かで滑らかな走行や、ボタン1つで自在に位置決めできるオールフリースイッチ、撮影から約2秒で画像を表示可能などの特長も引き継ぎ、医療現場における迅速な処置を支援
▽サイズや感度の異なるFPDに対応し、使用可能ラインナップから用途に合わせて選択することができる。汎用性が高い14×17インチモデルのFPDは、2.5kgで、操作者の負担を軽減。また、国際電気標準会議が定める防水規格であるIPX6に準拠し、液体の浸入を防ぐ
※問い合わせ先=島津製作所 医用機器事業部グローバルマーケティング部販売促進グループ TEL 075・823・1271