GE ヘルスケア・ジャパン/女性医療の課題解決に貢献する「Voluson Expert 22」を販売開始
GE ヘルスケア・ジャパン(本社:東京都日野市)は、産婦人科向け超音波画像診断装置「Voluson シリーズ」の最新フラッグシップモデル「Voluson Expert 22」の販売を 7 月 19 日より開始した。これに伴い、2022 年 8 月 5 日(金)より開催される第 74 回日本産科婦人科学会学術講演会にて同製品の初出展を行う。
今回、GE ヘルスケア・ジャパンが日本にて提供を開始する新製品「Voluson Expert 22」は、より良い診断を行うことができるよう、常に考えを巡らせ、女性医療の第一線に立つ産婦人科医が抱える課題の解決に取り組むとともに、高度化するニーズにどこまでも応えられるように開発された、最新モデルである。基本性能を大幅に引き上げ、早期発見・介入に貢献するクリニカルツールや、一日の検査を精度良く効率的に実施するための自動化ツールの搭載によって、より健康な女性の未来の実現に貢献する。
技術特⾧
■次世代アーキテクチャが追求した高画質
Voluson Expert 22 では、より膨大な情報を高速処理可能な次世代エンジン Lyric Architecture を搭載したことで、ソフトウェア制御されたビームフォーミングを実現。ハードウェア制御の限界を超え、格段に向上したペネトレーション、分解能、フレームレートを提供する。また、従来の Voluson 製品では活用できなかった、新たなレベルの画像処理が可能となり、分解能に特化したイメージングモードから、深部感度に特化したイメージングモードまで、観察条件に大きく左右されることのない、明瞭な画像を提供する。
■検査クオリティと効率化に貢献するデザイン&ツール
妊娠中期 ISUOG(国際産婦人科超音波学会)ガイドラインに準拠したプロトコルである SonoLyst を搭載。ユーザがフリーズした断面を、ガイドラインの基準断面に則したどの部位であるか装置が自動認識しユーザに提案し、ユーザがそれを受け入れると、チェック済項目として保存される。これにより、胎児スクリーニング検査のワークフロー改善とともに、取得画像のクオリティ担保や、自己学習の推進に貢献する。
Voluson Expert 22 は、従来の Voluson シリーズのワークフローを維持しつつ、ユーザインタフェースには、スマートデバイスのようなキーの並び替えや、直感的な操作が可能な 15.6 インチタッチパネルを採用。モニタには、Lyric Architecture の高画質を緻密に映し出す高精細 HDU モニタを搭載し、観察状況に合わせて、標準フォーマット、XLフォーマット、フルスクリーンでの画像表示が選択でき、23.8 インチの大型ディスプレイを余すことなく活用できる。さらに、Voluson 製品としては初めて、プローブを手に取るだけで、プローブと画像条件を瞬時に切り替えられる Respond Probe Holder を開発。使い慣れた操作性を変えることなく、ユーザに合わせたカスタマイズ性が加わったことで、1 日の検査の限界を大きく広げる。
問い合わせ先=GE ヘルスケア・ジャパン コーポレート コミュニケーション
TEL: 0120-202-021