GEヘルスケア・ジャパン/PET-CT装置「Discovery IQ 2.0シリーズ」販売開始
GEヘルスケア・ジャパンは、2014年に販売開始したPET/CT装置「Discovery IQシリーズ」 をさらに進化させ、低被ばく、高速ワークフロー、高画質に特化した多数の新機能を搭載する「Discovery IQ 2.0シリーズ」を11月1日より販売開始した。
「Discovery IQシリーズ」は、2014年の販売開始以来500を超える台数を販売し、がん診断においては欠かせないPET/CTシステムとして国内外で評価されている。
従来の「Discovery IQ」は、臨床機No1※超高感度且つ最大26㎝にも上る広い体軸方向視野を特徴とする検出器「LightBurst Detector」および、次世代PET画像再構成「Q.Clear」を搭載。これにより、高画質、安定した定量精度、小病変検出能の高さによる診断への寄与、広いカバレッジが実現する高速スループットでの患者様の負担軽減などを実現してきた。
「Discovery IQ 2.0」では、MotionFree(モーションフリー)、StressFree(ストレスフリー)、ArtifactFree(アーチファクトフリー)という3つの課題の解決を目指して「Discovery IQ」の機能を拡充。MotionFreeとArtifactFreeは、診断の不確実性につながる画質の劣化や安定した定量精度を妨げる要因を解決。StressFreeは、経営者、医師、医療従事者、患者様などPET/CTに関わる全ての方のストレスの低減を実現する。
Discovery IQ 2.0 の新機能および主な特長
⚫ 呼吸性移動による体動を自動で補正する再構成アルゴリズム「Advanced MotionFree」搭載
⚫ 次世代PET画像再構成「Q.Clear」と「Advanced MotionFree」をストレスフリーに高速処理するハイパワー再構成エンジン搭載
⚫ 医療従事者の被ばくを低減、高速ワークフローを実現する「AutoIN」機能搭載
⚫ より小さい検査室にも対応可能な装置のコンパクト化を実現
⚫ 現在「Discovery IQシリーズ」をご使用いただいているすべてのユーザーが新機能搭載の「Discovery IQ 2.0シリーズ」へアップグレード可能
⚫ サービサビリティの向上と装置寿命の延長
⚫ CT金属アーチファクト低減機能「Smart MAR」搭載