キヤノンメディカルシステムズ/タブレット端末型高画質超音波診断装置「Viamo sv7」を発売

キヤノンメディカルシステムズ/タブレット端末型高画質超音波診断装置「Viamo sv7」を発売

 キヤノンメディカルシステムズは、タブレット端末型超音波診断装置「Viamo sv7(ビアモ エスブイ7)」の国内販売を、全国の特約販売代理店を通じて11月1日より開始する。
近年、超音波診断装置の目覚しい進歩により、疾病の早期発見・予防、そして治療時のガイドとしての役割が注目されており、いつでもどこにでも持ち運ぶことが可能なハンドキャリータイプの超音波診断装置はその活躍の場を急速に広げている。例えば、電源の確保が難しい災害現場やスポーツ選手の試合でのハプニングや練習中の思わぬケガなど、院外での活用シーンが広がっている。しかしながら携帯性や可搬性を優先するあまり、検査室で使用するカートタイプの装置と比較して画面が小さく、画質や操作性が煩雑、バッテリーの駆動時間が十分ではない、といった課題も指摘されていた。Viamo sv7は、12インチの大型モニタを搭載したタブレット端末型の超音波診断装置。256GBのストレージと3時間駆動可能な大容量バッテリー搭載し、一般的なビジネス用A4ファイルサイズのタブレットとほぼ同じ大きさで、軽量化を実現した。院内、外来はもとより、院外への持ち出しも容易で、本体にプローブを直接つなげてそのまま検査ができるので、患者さんのそばで診断ができるPOC(Point of Care)に対応可能な装置である。また、点滴台やベッドの手すりなどへ装置を容易に固定できる(オプション)ので、病棟はもとより手術室、ICUなどさまざまなシーンで活用できる。

<特長>
1. 12インチモニタのタブレット端末型超音波診断装置
高精細な12インチモニタを採用し、大きく鮮明な画像で超音波検査が行える。また、最大3時間駆動が可能な大容量バッテリーを内蔵しているので、院内・院外を問わず、電源が確保できない場所へ持ち出して検査をすることができる。さらに、画面をタップやスワイプすることにより直感的に操作することが可能。

2. 先進の映像化技術による安心の高画質
浅い部位から深い部位まで高い分解能の画像を提供する「Differential THI」は、平成30年度全国発明表彰 文部科学大臣賞を受賞した独自の画像描出技術である。さらに、にじみの少ない高分解能な血流イメージング技術「Dynamic Flow」も搭載しており、高精細画像で日常検査をサポートする。

3. 専用プローブで幅広い臨床分野をカバー
USBコネクタで接続できる新規に開発された3本の専用プローブで、腹部はもとより、心臓、乳腺、甲状腺、運動器、産科・婦人科など、幅広い臨床分野をカバーしている。

製品ホームページ
https://jp.medical.canon/products/ultrasound/viamosv7.html

問い合わせ先=キヤノンメディカルシステムズ 広報室
TEL:0287-26-5100

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