シーメンスヘルスケア/デジタルマンモグラフィ

シーメンスヘルスケア/デジタルマンモグラフィ

 シーメンスヘルスケアは、フルデジタル乳房X線撮影装置の最上位機種となる「MAMMOMAT Revelation(マンモマート レベレーション)」を発売した。
<特長>
▽乳腺密度を装置が自動的に定量評価・分類し、容易に客観的な判断ができるため、乳腺密度のレベルに応じて超音波検査の併用をすすめるなど、より正確な乳房検査に貢献する
▽低エネルギーと高エネルギーの2つの画像データを活用して造影効果を高める技術を搭載。腫瘤、微細石灰化、構築の乱れなどの良悪性の診断において有用性が期待される
▽X線管を±25度(振り角50度)動かす広角トモシンセシス撮影から得られる画像データを最適化することで、病変をよりクリアに描出することができる。また、トモシンセシス撮影データを再構成し、合成2D(Insight 2D)や3Dボリューム回転画像(Insight 3D)を提供。緻密なデータから再構成した3Dボリューム画像は、回転して読影可能なため微小石灰化の分布も捉えやすくなる
▽バイオプシー検査(生検)に、トモシンセシス画像を用いて穿刺位置を決定することができ、より正確に容易に検査を進めることが可能。また、穿刺対象の組織が採取した標本に含まれるかどうかを確認する標本撮影は従来、別の装置を使用して行うか検査を一旦終了して行う必要があったが、この機能を使用するとバイオプシーワークフローの中で標本撮影が可能となり、迅速な検査が行える
▽ソフトウェアを使ったマンモグラフィ用散乱線除去技術である「PRIMEテクノロジー」が搭載されており、画像にさまざまな影響を与える散乱線を除去し最適な画像を提供し、照射線量を低減することが可能
▽しなる素材でつくられた新しい形状の圧迫板を採用。検査時に乳房を圧迫することで生じる痛みや、圧迫板が乳房以外に接することで引き起こされる痛みや不快感を低減し、被検者満足度の高い乳がん検診を提供する
▽オペレーターのニーズに応え、効率化をサポートできるよう設計。乳房を中心にアームが電動で回転するアイソセントリック回転機構により、一度高さを決めた後はそのままアームを回転させるだけで、スピーディーにポジショニングすることができる。また、装置に付属するボタンを押すと次の撮影方向で設定された角度まで自動的に回転し、ポジショニングの決定後、速やかにばく射できるよう、3か所のスイッチから選択して操作することもできる
※問い合わせ先=シーメンスヘルスケア MSC本部 コミュニケーション部 TEL 03・3493・5233

TOPへ