キヤノンメディカルシステムズ/MRI装置
キヤノンメディカルシステムズは、1.5テスラMRI装置「Vantage Orian(ヴァンテージ オライアン)」を発売した。
<特長>
▽3テスラMRIで培われた高画質化技術を搭載することにより、高画質を実現。新規に開発した高精度デジタル制御技術である「PURE Gradient」は、理想的な傾斜磁場波形を生成することができ、特にDiffusionなどの高速スイッチング撮像時の画質を大きく向上。また、装置から発生する電子ノイズを低減させる独自のノイズ低減技術「PURE RF Rx」によって、SNRを最大38%(同社調べ)向上
▽新たに開発した撮像技術により撮像時間の短縮を実現。新アプリケーションの1つである「k-t SPEEDER」は、心臓シネ検査の時間短縮技術で、従来必要とされていた本スキャン前のトレーニングスキャンを不要とし、検査時間を大幅に短縮することができる
▽新しい消費電力削減技術「ECO Mode Plus」を搭載。従来のスタンバイ時の消費電力削減に加えて夜間の冷凍機間欠運転を実現することにより、従来比21%(同社調べ)の消費電力削減を実現。また、設置面積は25㎡を実現
▽架台開口径71cmを確保。また、同社独自の静音化技術「Pianissimo Zen」は、検査音を環境音レベルまで抑える静音シーケンスと真空構造を用いたハードウェア静音機構により、すべての検査で画質劣化することなく静音化が可能
※問い合わせ先=キヤノンメディカルシステムズ 広報室 TEL 0287・26・5100