EIZO/医用画像表示モニターシステム
EIZOは、2面構成21.3型モノクロ医用画像表示モニターシステム「RadiForce GX560 MammoDuo」を、9月に発売する。
<特長>
▽幅7.5mmの狭額縁と、額縁と画面の高低差2.5mmを実現したことにより、2面構成の場合、画像観察時の目線移動が滑らかになる
▽画面を見やすい位置に調整するためにモニターを上下左右に動かす場合、モニターごとにスタンドが付いているとモニターの間を隙間なく調整することが困難であるが、専用スタンドを採用していることにより、モニター2台が連動して動くため、モニター間に隙間が生じない
▽外形寸法は、同解像度の従来機種2面構成と比べて、横67mm、縦36mm、奥行き20.5mmのスリム化を実現。空間占有率が約22%削減され、デスク上の作業スペースが広がる
▽読影に快適な作業環境を提供し、作業効率を向上させるための「Work-and-Flow」機能の内、「Point-and-Focus(ポイント・アンド・フォーカス)」と「Switch-and-Go(スイッチ・アンド・ゴー)」機能を搭載
< Point-and-Focus機能 >
マウスとホットキーの操作だけで、表示している医用画像内の気になる部分をすばやく選択し、輝度や階調を見やすいように変更することができる。関心領域のみに焦点を絞ることで、読影に集中しやすくなる
< Switch-and-Go機能 >
モニター・キーボード・マウス切り替え機能により、読影用PCと電子カルテ用PCそれぞれに必要だった2組のモニターとキーボード、マウスを1組に集約することができる。マウスカーソルを画面の所定の位置に移動させるだけで、操作したいPCの画面・マウス・キーボードの操作に自動的に切り替わりることにより、従来はPCそれぞれの作業にキーボード・マウスの持ち替えとモニター前面への移動が都度必要だったが、これが不要になることで作業効率が向上。また、モニター・キーボード・マウスが1組不要になるため、デスク上の作業スペースが広がり整頓された快適な読影環境を実現する
▽低温ポリシリコン(LTPS:Low Temperature Poly-Silicon)液晶パネルの採用により、2500cd/㎡の高輝度化を実現。これにより、キャリブレーション推奨輝度 最大1000cd/㎡の維持を購入日から5年間保証。また、コントラスト比も1700:1を兼ね備え、白浮きを抑えた引き締まった黒色を表示。明瞭な視認性が求められるブレストトモシンセシスやマンモグラフィの表示にも適している
※問い合わせ先=EIZO 営業1部 メディカル課 TEL 03・5764・3404