島津製作所／デジタル式回診用Ｘ線撮影装置

　島津製作所は、デジタル式回診用Ｘ線撮影装置「ＭｏｂｉｌｅＤａＲｔ Ｅｖｏｌｕｔｉｏｎ ＭＸ８ Ｖｅｒｓｉｏｎ」を発売した。
＜特長＞
▽デザインを一新し、Ｘ線管を支える支柱を伸縮可能にしただけでなく装置本体もコンパクトにした。従来装置の支柱の高さは、１，７８０ｍｍ（高支柱タイプでは１，９３０ｍｍ）だったのに対して、同製品の高さは、走行時１，２７０ｍｍであり装置本体の高さも抑えたことで、走行時における前方の視認性が大幅に改善。装置幅も従来製品より２０ｍｍ抑えた５６０ｍｍとスリム化したことにより、ベッドサイドの狭いスペースでも使いやすい
▽従来製品のモニタサイズは１７インチであったのに対して、同製品は１９インチのフルフラットモニタを採用したことにより、操作性が向上。また、Ｘ線の最高焦点位置が従来製品比１５ｍｍ増の２，０２５ｍｍとなり、高いベッドでの撮影にも対応しやすい。セキュリティの面でも、ＦＰＤ収納部のロック機能を新たに導入するなどの配慮をしている。新たなオプションとして、Ｘ線を照射するためのワイヤレスハンドスイッチも使用を可能にしているため、回診業務のさらなる効率化に貢献
▽同社が推進するコンセプト「ＤＲ ＮＥＵＴＲＡＬ ２．０」によって、既存システムに合った、より連携性と親和性の高いＤＲシステムを選択・使用することができる。また、軽量化された１４×１７インチサイズの最新ＦＰＤにも対応することができ、従来以上に最適な状態で装置を使用することができる
※問い合わせ先＝島津製作所　医用機器事業部 グローバルマーケティング部 販売促進グループ　ＴＥＬ ０７５・８２３・１２７１