GEヘルスケア・ジャパン/超音波診断装置
GEヘルスケア・ジャパンは、肝硬度の測定機能である「FibroScan」モジュールと超音波診断装置が一体型となり、検査の“ワンストップ”を提供する日本開発の超音波診断装置 「LOGIQ S8 FS(ロジック エスエイト エフエス)」を発売した。
同製品は、肝硬度の測定装置と超音波診断装置を一つにしてワンストップで肝臓を診断したいという声を取り入れ、製品企画から開発にいたるすべてを日本主導で行った製品。高性能超音波診断装置を必要とする大学病院・地域中核病院に加え、新たに肝硬度の測定装置の需要のある肝疾患連携拠点病院など専門性の高い病院や、肝臓専門医のいるクリニック施設などを主要ターゲットとしている。
<特長>
▽超音波エラストグラフィーを用いた肝硬度の測定を行うことが可能
▽用途に合わせてM+(標準体型向け)とXL+(皮下脂肪の厚い体型向け)のプローブを使用することが可能
▽Echosens(エコセンス)社と技術提携し、肝臓の病態を評価する装置として世界75カ国が臨床使用された実績のあるFibroScanをモジュールで搭載。FibroScanモジュールは、肝臓疾患の診断のサポートや、治療の効果判定、および予防へアプローチ支援する定性的な評価データを提供する
▽従来機(LOGIQ 7)より重量を65%軽量化。メインキャビネットボリュームも80%小型化したコンパクトサイズを実現し、モバイル用のバッテリーも搭載
▽黒をより黒く表現するOLEDモニターや、高密度単結晶(シングルクリスタル)を用いることにより、浅部から深部まで均一に高分解能で表現する「XDClear」プローブを搭載
▽肝硬度の測定機能として薬事承認を得た「Shear Wave Elastography」を搭載したことにより、検査ニーズに応じた測定機能の選択が可能
▽CTやMRIとの画像をFusionして客観性を向上させる「Volume Navigation」、肝腫瘤性病変や乳房腫瘤性病変などの診断で、鑑別診断の向上や局所治療効果判定、および治療後のフォロー診断に貢献する造影機能「Contrast」、循環器検査の効率化と精度の高い診断をサポートする心機能定量解析ソフトのAFI(Automated Function Imaging)を搭載
※問い合わせ先=GEヘルスケア・ジャパン コミュニケーション本部 TEL 0120・202・021