キヤノン/ワイヤレスX線デジタル撮影装置

キヤノン/ワイヤレスX線デジタル撮影装置

 キヤノンは、DR(Digital Radiography)方式 のワイヤレスX線デジタル撮影装置の新製品として、「デジタルラジオグラフィ CXDI‐710C Wireless」と「デジタルラジオグラフィ CXDI‐810C Wireless」の 2機種を、7月1日より発売する。
<特長>
▽新たに外装部にカーボン素材を採用することで、 CXDI‐710C Wirelessの本体質量は、約2.3kgを実現
▽把持性(持ちやすさ)を追求した外装デザインを採用。撮影部の裏面の四辺にホールド部を設けて指を掛けられるようにし、片手でも持ち運びや撮影時の位置決めが容易
▽撮影部の角や側面に丸みを持たせることにより、平置き時も持ち上げやすい仕様となっており、また、患者とベッドの間に挿入しやすい形状で、撮影時の患者負担も軽減
▽従来機種以上の堅牢性に加え、液体が撮影部内に侵入しにくい構造を採用し、IPX7の保護等級に準拠。撮影部の清掃や、手術現場などで液体がかかる状況にも対応
▽光沢を抑えた高級感のある新デザインを採用。撮影部の表面は白色で、明るい環境から暗い環境まで、さまざまな条件下の撮影で照射野の確認が容易
▽従来機種の無線バンド【2.4GHz、5GHz(W52、W58)】に加え、5GHz(W53、W56)にも対応し、他の無線機器と干渉する使用環境でも無線帯域の選択が可能
▽従来機種の標準同期モード、X線自動検出モードに加えて新搭載した「スタンドアローンモード」により、コントロール PC(イメージキャプチャコンピューター)を使わずに撮影部とX線発生装置のみで撮影が可能。また、撮影部の内蔵メモリーに最大99枚まで撮影画像の保存が可能で、電波状況が不安定な環境や緊急時の撮影にも対応
▽撮影間隔は、標準同期モード/X線自動検出モード共に7秒台を実現。即時撮影が必要な環境において、撮影作業の効率化に寄与
▽複数台の撮影部を使用する環境において、従来機種のPCによる切り替えに加えて撮影部側面のスイッチでも切り替えができる「センサーレディ機能」を搭載したことにより、撮影部選択のたびに移動する必要がなくなり撮影時間の短縮を実現
▽撮影部側面に搭載したLEDランプにより、バッテリー残量を容易に確認することが可能
▽衝撃検知センサーを搭載し、一定以上の落下や衝撃を受けた際の日時、強度の情報をメモリーに保存し、確認することが可能
▽バッテリーチャージャーや、ワイヤリングケーブルによる充電方法に加え、新たに「ドッキングステーション」(別売)による充電が可能。ドッキングステーションの使用により、バッテリーパックを撮影部から取り外すことなく充電できるほか、撮影部の保管にも使用可能。また、背面部には、LANケーブルが装着できる機構を装備し、データ転送も可能
▽「マルチボックス」(別売)により、X線発生装置との信号制御に加え、撮影部への電源供給、コントロールPCとの接続インターフェイスとしての機能を1つのユニットで実現
▽「ステータスインジケータ」(別売)により、撮影部がスタンドやテーブルに収納されている環境でも、撮影部の選択や状況確認が可能
※問い合わせ先=キヤノンマーケティングジャパン 医療機器販売企画課 TEL 03・3740・3434

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