EIZO／従来機種から27％消費電力を削減した24.1型モニターを発売（25.4.18）

　EIZO（本社：石川県白山市）は、24.1型WUXGA（1920×1200）解像度の液晶モニター「FlexScan EV2410R」を5月22日に発売する。
価格はオープン価格。【参考価格】EIZOダイレクト販売価格：61,600円(税込)
　FlexScan EV2410Rは、24.1型WUXGA（1920×1200）解像度を持つFlexScan EV2456（以下EV2456）の後継機種である。EV2456の基本性能を踏襲しながら、環境に配慮した製品開発への取組みを強化しており、国内外の最新の環境規格に適合した。また、EV2456と比較し標準消費電力を27％削減。24.1型ながら当社21.5型製品と同等の消費電力8Wを実現している。

1. 概要
同社は2005年から20年間にわたり、デジタル／アナログの映像入力に対応する24.1型WUXGA解像度のモニターを継続して提供している。同社の同画面サイズ・解像度のモニターは、システム管理用の操作端末や医療機関、文教施設等で幅広く活用されており、同等性能の後継機種を用意することで、長期安定供給を継続する。

2. EV2456からの進化ポイント
■標準消費電力8Wを実現し、従来機種のEV2456と比べて27%削減

■従来2ポートのUSBハブを4ポートに増設し、複数の周辺機器を同時に接続可能

■環境に配慮した取組みを強化
・国内外の環境規格に適合
製品及びサプライチェーンも含めたサステナビリティの国際的な指標である環境評価システムEPEATにおいて、最高評価ランクのGoldを取得し、気候変動への取組みを評価するEPEAT Climate+にも認定された。
・製品の外装に再生プラスチックを50％以上使用
使用済みプラスチックをリサイクルした再生プラスチックを活用することで、廃棄プラスチックの削減に貢献し、限りある資源の有効活用、資源循環を推進する。
・環境負荷を低減する再生紙素材（段ボール・パルプモールド）を、梱包材に採用

3. EV2456を踏襲する主なポイント
■省スペース設計で机上を有効活用
横幅531mm、奥行き233mmの省スペース設計。設置面積が小さく、自宅やオフィスの限られた作業空間でも、机上を有効に活用できる。

■デジタル／アナログ合計4系統の映像入力端子を搭載
　DisplayPortTM, HDMI®, DVI-D, D-Sub 15ピン（ミニ）を装備し、さまざまなPCと接続可能。

■ブルーライト約80％カットや画面の映り込み防止など、充実した疲れ目対策で生産性を向上

■複数台を導入する法人向けに設置時のムダを省く、集合梱包仕様を用意
梱包材使用量の削減や運送時の積載効率の向上、開梱・取付け作業時間の短縮、廃棄ゴミの削減を実現する集合梱包仕様を用意している。モニター部・スタンド部を別々に4セットずつ1つの梱包箱に収納。スタンド・ケーブル等の付属品を除いたモニター部のみの集合梱包仕様も用意している。

■安心の5年間保証に加えて、購入から6か月の無輝点保証を用意

EIZOのサステナビリティの取組み
同社は、「映像を通じて豊かな未来社会を実現する」という企業理念のもと、製品・サービスおよび事業活動を通じてサステナビリティの取組みを進めている。特に環境に関しては、「循環型社会への対応」および「気候変動への対応」をマテリアリティ（重要課題）として掲げ、TCFD提言に基づく情報開示の実施、2040年までのNet Zero達成に向けた「低炭素移行計画 -Transition to Net Zero-」の策定など、事業活動と製品づくりの両面で最先端の環境対応に努めている。

問い合わせ＝EIZO　企画部　マーケティングコミュニケーション課
TEL：076-277-6795
Webサイト：https://www.eizo.co.jp/press/