富士フイルム/企業広告シリーズ「世界は、ひとつずつ変えることができる。」 ~「ゼロヘリウムMRI技術」篇~ TVCM放映(25.3.21)

富士フイルム/企業広告シリーズ「世界は、ひとつずつ変えることができる。」 ~「ゼロヘリウムMRI技術」篇~ TVCM放映(25.3.21)

 富士フイルム(本社:東京都港区)は、企業広告シリーズ「世界は、ひとつずつ変えることができる。」の新TVCM「ゼロヘリウムMRI技術」篇を3月20日(木・祝)より全国で放映する。「世界は、ひとつずつ変えることができる。」は、さまざまな分野において、多様な人・知恵・技術の融合と独創的な発想のもと、社会ニーズ・課題解決に取り組む富士フイルムの企業姿勢を伝える企業広告シリーズ。
 MRIシステムは、磁石の力と電磁波を使って体内の臓器などの状態を断面像として画像化する診断装置。その中でも強い磁力を用いて高画質な医療用画像を撮影する超電導型MRIシステムは、磁石を超低温に保つ必要があり、冷媒として多量の液体ヘリウムが使われている。ヘリウムはさまざまな産業(医療、電子機器・半導体、航空宇宙など)や化学分野において多様な用途で使われる天然資源で地球上にわずかな量しか存在しないため、需要に対して供給が安定せず確保が難しい状況にある。
 新TVCMでは、富士フイルムが開発した液体ヘリウムをまったく使わないゼロヘリウム超電導MRI技術を紹介。本技術は、液体ヘリウムを一切使わずに磁石をマイナス269℃の超低温状態に保つことができる冷却方式により、MRIシステムを稼働させることができ、一般的な超電導型MRIシステムの課題を解決する。
 富士フイルムは、1936年に医療用レントゲンフィルムを発売以降、X線画像診断装置、内視鏡システム、超音波診断装置、臨床検査用の機器・試薬など多くの製品やAI技術を活用して医療現場を支援するソリューションを医療機関へ提供してきた。今後もさまざまな医療現場のニーズにこたえ、検査の効率化と医療の質の向上を図ることで、人々の健康維持増進に貢献していく。

液体ヘリウムをまったく使わないゼロヘリウムMRI技術
 富士フイルムは、液体ヘリウムをまったく使わないゼロヘリウム超電導MRI技術を開発した。本技術は、液体ヘリウムを一切使わずに磁石をマイナス269℃の超低温状態に保つことができる冷却方式で、超電導MRIシステムを稼働させることができる。本技術により、地球上にわずかしかない貴重な資源であるヘリウムの消費を抑え、液体ヘリウムを使わなくても超電導型MRIシステムを稼働させることができるようになる。

問い合わせ=富士フイルムメディカル 営業本部営業企画部 マーケティング部
E-mail:shm-fms-hansoku@fujifilm.com

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