オリンパス/外来用イメージングプラットフォーム「VISERA S」を日本国内で発売(24.12.20)

オリンパス/外来用イメージングプラットフォーム「VISERA S」を日本国内で発売(24.12.20)

 オリンパスは、ストロボスコピー観察機能と NBI観察機能を統合した新しい外来用イメージングプラットフォーム「VISERA S(ビセラ・エス)」を、2024年12月20日から日本国内で発売する。
 「VISERA S」は、オリンパスの高度な光学技術により鮮明な画像を提供する、外来患者向けの内視鏡システムである。患者のがんをはじめとする疾患に対する早期発見と重要な組織変化の視覚化をサポートすることで、質の高い診断に貢献する。本製品の発売により、オリンパスは早期発見・診断、病期分類、治療、予後といったケア・パスウェイの水準を高め、患者のアウトカムの改善を目指す。

▪主な特長の詳細

1.高画質化の実現により、信頼度の高い診断に寄与
「VISERA S」は、オリンパスの従来機種よりも色再現性と深度が向上し、ノイズが最小限に抑えられた鮮明なNBI 観察モードにより、微細な血管構造を表示されるように設計されている。色再現性の向上とLED光源により、血管や粘膜のコントラストと視認性が向上し、より精密な観察と病変部の検出に寄与する。

2. ビデオシステムとストロボスコピー光源を一体化し、操作性と診断精度の向上に貢献
本製品はビデオシステムとストロボスコピー観察用光源を一体化した。これにより、白色光観察とストロボスコピー観察の切り替えがボタン一つで可能となり、操作性の向上と診断精度の向上に貢献する。

3. HDカメラヘッド対応により、精密な検査を実現
「VISERA S」は、オリンパスのHDカメラヘッドにも対応しており、これにより、医療機関での機器互換性を高め、さまざまな患者や症例において精密な検査の実現に寄与する。

4. 検査記録保存機能の向上によって、患者さんの効率的なフォローアップをサポート
オリンパスの従来機種では静止画しか保存できなかったが、「VISERA S」は高画質の静止画保存と動画記録が可能となり、より鮮明な記録を残し、総合的なレポート作成をサポートする。これにより、診断や術後の経過観察など、患者のフォローアップの効率化を目指す。

問い合わせ= オリンパスホームページ:http://www.olympus.co.jp

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