日立メディコ/マルチスライスCT
日立メディコは、広範囲撮影のニーズに対応するため寝台ラインアップを拡充させ、またインジェクタ同期スキャンや被検者情報のカード、バーコード読み込みに対応した新しい16列マルチスライスCT装置「Supria」 Version 1.20を発売した。
<特長>
▽オープン&コンパクトな同製品は、同社従来機種よりユニットが1つ少ない3ユニットを実現したことにより、コンパクトな検査室でも設置可能であるが、より広範囲な撮影や体格の大きな被検者の撮影に対するニーズに応えるため、同社は最大で1,800mm(足受け天板使用時)まで撮影可能なロング寝台を開発。これにより、検査室の大きさや撮影ニーズに合わせて寝台を選択することができる
▽インジェクタ同期スキャン機能(オプション)を搭載し、CT装置と造影剤自動注入器を連動させることで、CT装置と造影剤自動注入器のスタートタイミングを同期して撮影を開始することが可能
▽DICOM MWM(オプション)の他に、磁気カードや一次元バーコードで被検者情報を管理している医療施設のニーズに応えるため、CT装置に対応した磁気カードリーダーやバーコードリーダーを接続することで、簡便に被検者情報を読み込むことが可能になる
※問い合わせ先=日立メディコ CT・MRマーケティング本部CT製品企画グループ TEL 03・3526・8305