GEヘルスケア・ジャパン/MRI
GEヘルスケア・ジャパンは、従来上位機種にのみ搭載されていたアプリケーションを搭載し、省電力による経済性や患者の快適さを追求した新型1.5テスラMRI(磁気共鳴断層撮影装置)の「SIGNA Explorer(シグナ エクスプローラー)」、「SIGNA Creator(シグナ クリエイター)」の2機種を中小規模病院に向けて発売した。
「SIGNA Explorer」、「SIGNA Creator」の両機種では、検査効率を高めるために、上位機種には標準的な技術であるデジタル光伝送技術「OpTix(オプティックス)」 、頭部だけでなく全身の体動補正を可能にす「Propeller(プロペラ)3.0」、MRコンディショナル(条件付きでのMR撮影が可能)なインプラントによるアーチファクト(ノイズ)を低減する「MAVRIC SL(マヴリック エスエル)」などのアプリケーションを搭載。「SIGNA Creator」では、施設環境に応じて必要なアプリケーションを選択できるようになっている。また、環境に配慮し、1.5テスラMRIの市場では最小の電源容量25kVAを可能にしたことにより、34%の省エネが実現する。
●「SIGNA Explorer」
MRI検査時に音を発生させない同社独自の技術である「SILENT SCAN(サイレント スキャン)」を搭載したほか、造影剤・鎮静剤の使用やバイオプシー(穿刺)をできる限り抑えることを目指す“Needle-Free(ニードルフリー)”をコンセプトとした非侵襲アプリケーション、高度な体動補正技術“Motion-Free(モーションフリー)”、検査の質を高める“Stress-Free”アプリケーションなど、高い撮像能力と患者快適性を両立する臨床上のニーズが高い先進機能を搭載している。
●「SIGNA Creator」
小規模病院や民間病院、開業施設などを主なターゲットに開発され、高画質・高速撮像と省エネ・省スペースを実現したMRIである。また、対象セグメントに多い脳神経外科領域や、整形領域に有用なより高度な検査を希望する病院にも対応できるアプリケーションをオプションで搭載可能。さらに、全身領域に対応した動き補正、横隔膜同期機能、非造影による撮影など、患者負担を軽減できる機能も多く搭載されている。
※問い合わせ先=GEヘルスケア・ジャパン コミュニケーション本部 TEL 0120・202・021