シーメンス・ジャパン/MRI
シーメンス・ジャパンは、最新のソフトウェアバージョンE11を搭載し、幅広い臨床用途に応える1.5テスラMRI装置「MAGNETOM Amira(マグネトム アミラ)」の販売を開始した。
<特長>
▽ソフトウェアバージョンE11に含まれる新たな撮像法「FREEZEit」は、通常呼吸下でモーションアーチファクトの影響を受けずに空間分解能の高い画像を得ることができる。また、これまでの造影3Dダイナミック撮像では、情報量の多い3D撮像を行うには時間がかかるため、1回の呼吸停止時間(約20秒)ごとに1回の撮像しか行えなかったが、「FREEZEit」では空間分解能を維持したまま約3秒ごとに連続的なダイナミック画像が描出できるため、病変部の血管状態の詳細な評価が可能になる
▽「Quiet Suite」は、高画質を維持しながら従来より最大97%以上のノイズリダクションを可能にする静音技術で、部位に制限されることなく一連のルーチンMR検査に対応する。静かな検査は、患者の心理的負担を軽減するほか、騒音が起因となる体動などによる撮り直しのリスクも低減し、患者に優しい検査を実現する
▽新たに開発した新技術「Eco-Power」は、マグネット内の液体ヘリウム状態をモニタリングし、ヘリウムの循環が不要な時にはコンプレッサーを停止するシステム。従来よりも電力消費を最大30%削減し、大幅にランニングコストを抑制する
※問い合わせ先=シーメンス・ジャパン コミュニケーション部へルスケアマーケティングコミュニケーショングループ TEL 03・3493・7630