フィリップス エレクトロニクス ジャパン/超音波診断装置
フィリップスエレクトロニクスジャパンは、新型プレミアム超音波診断装置「EPIQ Evolution 1.」の販売を開始した。
同製品は、新技術「Auto Registration(オート・レジストレーション)」を搭載。従来のマニュアル法と違い、指紋認証と同様のアルゴリズムを用いることで、自動(オート)で CT/MRI/PETと超音波のフュージョンを可能にした。これにより、超音波診断装置と超音波診断装置以外の装置(CT/MRI/PET装置)の画像のコラボレーションが簡単かつ高精度で可能になり、日常臨床で身近に活用することができるツールとなったことにより、様々な領域(肝臓や腎臓などの腹部臓器、前立腺、脳血管など)における、超音波ガイド下治療や治療後評価への活用が期待される装置である。
<特長>
▽Auto Registrationは、従の“点”や“面”で位置合わせする方法ではなく、“3次元”ボリュームデータを用いて自動フュージョンする方法。血管の立体構造をもとに位置合わせをするVessel Base(指紋認証)と、肝表面の立体構造をもとに位置合わせをするSurface Base(顔認証)の2種類の方法が選択可能
・Vessel Base(指紋認証):肝内血管の立体構造で位置合わせをする方法。肝内血管の走行は、指紋のように人それぞれ異なる。3D-CT画像と 3D超音波画像から血管の立体構造を抽出し同期することで、高い精度でフュージョンすることが可能
・Surface Base(顔認証): 肝表面の形状で位置合わせをする方法。顔認証のように全体的な位置合わせが可能
※問い合わせ先=フィリップス エレクトロニクス ジャパン ヘルスケア事業部 TEL 0120・556・494