レイサーチ・ジャパン/レイステーション採用の粒子線治療施設数が世界100か所を超えたことを発表
RaySearch Laboratories AB (publ)(本社:スウェーデン)は、当社の主力製品である治療計画ソフトウェア「レイステーション」が世界100施設での採用を超えたことを発表した。直近の採用は、米国フロリダ州Moffittがんセンターであり、同施設では2019年から稼働している既存の設備に陽子線向けの治療計画システムを追加することとなる。
レイステーションは、2009年にドイツ・エッセン州WPE(The West German Proton Centre Essen)で最初に採用された。その後、採用施設は、IBA治療装置を持つ施設47か所、日立/三菱製治療装置の施設12か所、Varian装置施設9か所、Mevion装置施設11か所、住友重工業装置施設3か所、東芝装置施設3か所、その他11か所の施設を含む多くの施設に拡大した。このうち、10か所の施設がレイステーションを使用して重粒子および/またはヘリウムビームでの治療を行なっている。これほど幅の広い治療技術に対応した治療計画システムは他に例がない。
直近の顧客である米国フロリダ州Moffittがんセンターは、現在、施設の拡張を行なっている。新キャンパスとなるフロリダ州Sperosは、現在建設中であり、2025年に最初の治療を開始し、翌年に陽子線治療クリニックが開業予定だが、レイステーションの使用トレーニング、プロトコル開発や研究は、施設完成を待つことなく開始される。
当社の創業者でありCEOのヨハン・レフは「この度のことは、我々にとって重要なマイルストーンです。これまで、我々は全ての治療装置に対応すべく技術開発に尽力してまいりました。そして、今グローバル市場の約80%にあたる100か所を超えるご施設にご採用いただき、我々の努力が実を結んだといえます。」と語った。
問い合わせ先=レイサーチ・ジャパン マーケティング・セールス統括
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