フィリップス・ジャパン/国内初の医療機器承認デジタル病理システムの次世代型ソリューションを販売開始
フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区)は、2023 年1 月1 日から、病理ホールスライド画像診断補助装置「フィリップス インテリサイト パソロジーソリューション」を日本国内にて販売開始した。本製品は、これまでの経験と実績をもとに刷新された次世代型ソリューションであり、病理ホールスライド診断補助装置として、2022 年12 月2 日に国内薬事承認を取得した。より洗練されたスキャン技術による高画質なデジタル病理画像の提供と、更に磨きをかけた直感的な操作性およびシームレスなシステム連携によって、病理業務のデジタル化をより一層支援する。
本製品の特徴
今回の新製品ではFirst time right(初回スキャン成功率)99.5% を実現
本製品は、より洗練されたスキャン技術により、病理診断に適した高画質なデジタル病理画像を提供し、その画像を管理・表示し、病理診断を実施するための機能を備えた、画像管理システム (ImageManagement System) を有する。これまでのユーザの声を取り入れ、日々の診断業務で多忙な病理医の支援を考えたよりシンプルで直感的な操作性を実現した。また、顧客や関係企業とディスカッションを重ねて構築する、病理診断情報システム (LaboratoryInformation System)との当社のシームレスな連携は、デジタル病理画像の管理にかかる手間を最小限にし、各施設のニーズに沿ったデジタル化を実現する。
本製品の構成要素
Pathology Scanner Second Generation (SG20, SG60, SG300)
・ 病理診断に適した40 倍拡大相当の高画質なデジタル病理画像
・ 高スループット、および99.5%の初回スキャン成功率
・ ガラススライドをセットするだけの、完全自動化されたWalk away 方式
・ 堅牢性と信頼性による高い連続稼働能力
・ 検査室の規模に合わせて導入可能な、容量の異なる3 種類のラインナップ。デジタルスライド1枚あたりの総所有コストを削減。
・ 将来の技術革新を見据え、マルチレイヤースキャン用に準備された3D 対応ハードウェア
Image Management Systemビューア
・ 病理診断の運用を考えた効率的な症例管理、および直感的なインターフェース
・ 病理診断情報システム (Laboratory Information System)とのシームレスなリアルタイム連携による、患者属性情報とデジタル画像の自動紐づけ、および診断ステータスや担当医情報の同期
Image Management Systemアプリケーションサーバ、およびストレージソフトウェア
・ 費用対効果の高い、拡張性のあるシステム展開
・ 汎用性の高い連携
・ 仮想環境による可用性の向上
問い合わせ先=フィリップス・ジャパン ブランド コミュニケーション部
Email:press@philips.com