インターシステムズジャパン /“アーキテクチャ”についてのオンラインセミナーを開催
インターシステムズジャパンは、「第2回 InterSystems 医療×ITセミナーソリューション開発編 I」を、2022年11月30日、オンライン上で開催した。
同社カントリーマネージャーである林 雅音氏は、開会後の挨拶で、「医療現場でのITの活用は、近年目覚ましく発展し、日本の医療現場では非常に高いレベルの医療サービスを提供している。一方で、高度に専門化された医療の提供、慢性的な人手不足、医療安全を守るための過度なストレス等から、医療現場で働くスタッフより悲鳴が上がっており、さらに病院経営者からも、人材の確保や労働環境整備、収益確保の難しさなど、将来に関する不安の声が聞かれ、医療DXの推進は待ったなしの状況になっている。医療DXの推進のためには、有用性の高い医療ITソリューションの開発が不可欠である。そのような医療ITソリューションの開発が、本セミナーのテーマである」と述べた。なお、同セミナーは、計3回にわたる医療ITソリューション開発に関してのプログラムで構成している。
その第1回目となる今回のプログラムは、アーキテクチャをテーマにしての2名の講師による講演である。
漆原 茂氏(ウルシステムズ/ULSグループ/アークウェイ)は「これからの医療情報システムのアーキテクチャを考える」と題し、また、飯田征昌氏(蒲郡市民病院)は「病院における病院主導のDX推進を目指して~全体最適を実現するアーキテクチャの模索と展望」と題した講演を行った。
なお、同セミナーのソリューション開発編Ⅱ「相互運用性/FHIRの実装」は、2023年2月9日、ソリューション開発編Ⅲ「すべてのデータを活用する:データ分析/Python」は、4月20日に開催予定。