GEヘルスケア・ジャパン/医療DXと日本医療の未来について討論交わす
GEヘルスケア・ジャパンは、10月15日、東京ステーションホテル(千代田区)において「GE Healthcare Japan Edison Seminar 2022」を3年振りに対面方式で開催。「デジタルとヒトで創造する日本の医療の未来」をテーマに、医療業界及び業界外のDX有識者が参集し、講演とパネルディスカッションが行われた。
第1部「日本の医療課題の再整理」では、隈丸加奈子氏(順天堂大学)を座長に松本晴樹氏(新潟県福祉保健部長)が新潟県における医療DX推進と人材育成についての考え方と具体的な取り組みについて、次いで多田荘一郎氏(GEヘルスケア・ジャパン代表取締役社長 兼 CEO)が創立40周年を迎えた同社の歴史を振り返りながら、現在の取り組みと今後の展望について講演した。
第2部「未来に向けて変わりゆく医療業界」では、パネリストととして 園田 愛氏(⑭インテグリティ・ヘルスケア 代表取締役社長)、中尾浩一氏(済生会熊本病院 病院長)、森 進氏(ジョンズホプキンス大学医学部 教授/⑭エム 創業者)を迎え、3者による講演と「デジタルとヒト」をキーワードにディスカッションが行われた。
第3部「業界外の最新動向&医療業界への示唆」では、岡村信悟氏(⑭ディー・エヌ・エー 代表取締役社長 兼 CEO)による講演と、第1部から第3部までの演者・パネリストによるパネルディスカッション「業界内外の取り組みから考える、日本の医療課題への示唆」が行われ、医療DXについての課題と解決策についての議論が交わされた。
会場には約80名の医療関係者が来場。第3部では参加者から演者・パネリストに対する質疑応答が行われ、活発な意見交換が行われた。