フィリップス・ジャパン/次世代の脊椎疾患治療ソリューション「ClarifEye」の稼働開始
フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、以下フィリップス)は、AR(拡張現実) テクノロジーを実装したフィリップスの脊椎手術用ナビゲーションシステム「ClarifEye(クラリファイ)」を用いた初めての症例が、国際医療福祉大学三田病院にて行われ、アメリカを含めた環太平洋地域で初めての稼働となったことを告知した。日本では2022年4月に販売を開始し、既存のハイブリッド手術室におけるX線血管造影装置「Allura Clarity(アルーラ クラリティ)」に搭載する形で導入され、脊椎の狭窄症や側弯症に対する治療に活用されている。
「ClarifEye」はフィリップスのハイブリッド手術室のX線血管造影装置「Allura(アルーラ)」もしくは「Azurion(アズリオン)」に搭載することで、低線量で高画質の2D/3Dの術中画像とAR(拡張現実)を用いたナビゲーション情報を確認できる業界初のソリューションである。術前の解剖の確認、手術プランの構築、手技中のガイダンス、そして術後の手技精度の確認をひとつの機械で行うことができ、術中はフィリップス製の皮膚マーカー「ClarifEyeマーカー」を使用することで、椎体ごとの誤差や患者への負担が少ない形で患者位置を把握し、手技精度を担保する。またハイブリッド手術室特有の大画面モニターには術野のライブ映像とCT画像に合わせたスクリューのガイダンスを表示でき、X線を用いることなくスクリューを留置することができる。
問い合わせ先=フィリップス・ジャパン ブランド コミュニケーション部
TEL: 03-3740-5896