富士通「Fujitsu ActivateNow 2022」/サステナビリティ・トランスフォーメーションの実現訴える
富士通は、10月4日、グローバルフラッグシップイベント「FujitsuActivateNow 2022」をオンライン上で開催した。同イベントは、同社のステークホルダーに向けて、デジタルイノベーションによるサステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)を推進するためのビジョン、テクノロジー、先進事例などを幅広く紹介するもので、今年で3回目の開催。今年は「Driving Sustainability Transformation through DigitalInnovation」をテーマに、同社幹部による基調講演と、ゲストスピーカーのパネルセッションなどのグローバル共通プログラム、各地域の事業責任者によるサステナブルな未来に向けた社会課題解決事例を紹介するリージョンプログラムで構成された。
冒頭のオープニングキーノート「Sustainability Transformation inaction」で同社代表取締役社長兼CDXOの時田隆仁氏は「世界をより持続可能な社会にしていくため、今の私たちに求められているのはSXの実現」と述べ、同社とパートナー各社とのSXに関する取り組み「FujitsuUvance」を紹介。さらに、高度なコンピューティング技術をクラウドサービスで提供するCaaS(Computing as a Service)を開始すると述べ、同社のSXに対する意気込みについてコメントした。
セッション5「共に創る サステナブルで豊かな社会」では、同社執行役員SEVP JapanリージョンCEOの堤 浩幸氏が、東北大学総長の大野英男氏、東北大学病院 病院長の冨永悌二氏らとともに、東北大学と富士通によるウェルビーイング社会の実現に向けた戦略提携について抱負を語った。同イベントは、10月31日までオンデマンド配信による視聴が可能となっている。