インターシステムズジャパン/ステージでのプレゼンテーションで同社製品の有用性をアピール

インターシステムズジャパン/ステージでのプレゼンテーションで同社製品の有用性をアピール

インターシステムズジャパンは、インテック、コア・クリエイトシステム、セーレン、データキューブ、トラストブレインらと共同出展を行った。共同出展社の販売システムを展示したほか、インターシステムズジャパン自身が展示で力を入れていたのが、と次世代医療情報交換標準仕様「FHIR」と同社製品群とを組み合わせたソリューションの紹介である。会場では、医療専用の統合データプラットフォーム「InterSystems IRIS for Health」と医療連携・統合診療記録のための基盤「InterSystems HealthShare」を中心に展示。また、3日間にわたって各種ソリューションの展示やセミナーを開催した。

●ステージでのプレゼンテーション
3日間、開催されたステージでのプレゼンテーションでは、一般社団法人 日本IHE協会の理事で接続検証委員長の塩川康成氏(キヤノンメディカルシステムズ)が「FHIRとは何か、現在、そして今後」 と題して講演した。塩川氏は、次世代医療情報交換標準仕様「FHIR」について、HL7の開発から歴史から振り返って説明。2012年に登場した「FHIR」について、データをリソースとして表現する考え方や、標準として80%のルールの決め、現場の多様性について残り20%の部分で対応すること、データのやりとりについてWeb通信を採用したことなどの特徴について解説した。
塩川氏はその後、医療情報学会や保健医療福祉情報システム工業会(JAHIS)など、日本国内でのFHIRを使った活動や取り組みについて説明。HL7 FHIR実装検討WG が2021年12月にはHL7 FHIR JP CoreのVer.1が発表され、間もなくVer.1.1が公開されると述べるなど、日本国内でもFHIR利用の環境が整備されていることを紹介した。これらステージでのプレゼンターションは、一部を除き、後日インターシステムズのホームページ(https://Intersystems.com/jp)および公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/user/InterSystemsJapan)で公開を予定している。


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