パシフィックメディカル/電子カルテ&医療・介護・在宅連携ソリューションの高機能性をアピール
パシフィックメディカルは、昨年に引き続いて中小規模病院向け電子カルテ「MALL」を出展するとともに、医療・介護・在宅連携ソリューション「MINET」を出展した。
電子カルテ「MALL」は、3つの特徴を有している。その1つ目は、高い柔軟性・拡張性・適用性である。医師、看護師などユーザーの好みに応じたレイアウトを簡単に設定することができる他、医療機関の意見をもとにした年2回のバージョンアップによって、新機能を追加。各種機能は自由に取捨選択することができ、院内の事情に合わせた仕様での導入が実現できる。2つ目は、自社部門システムと他社システム間の高い連動性である。自社部門システムが電子カルテと一体となることで、UIの統一性とデータの高い連動性を実現。また、約150社におよぶ他社システムとの連携実績を有しており、既存のシステムの活用も可能である。3つ目は、高いコストパフォーマンス性である。他社電子カルテと比べ、病床数に合わせた価格設定など、ユーザーにとってより低コストでの電子カルテ導入・運用が実現できる。電子カルテ「MALL」は、主に200床未満の病院様・有床診療所様を対象としており、約20年の運用で99%の利用継続率をアピールしていた。
●医療・介護・在宅連携ソリューション「MINET」
パシフィックメディカルが力を入れて出展していたのが、医療・介護・在宅連携ソリューション「MINET」である。「MINET」は、は複数医療施設のSOAP・処方・検査結果・DICOM画像等の診療に関わる情報や、複数介護施設が提供する連絡票等の患者の状況に関わる情報を、場所・時間を問わず共有して一覧化することができる。その結果、病院・診療所等の医療施設、訪問介護事業所等の介護施設やケアマネージャー等の介護サービス、薬局は、業務効率化とサービスの質向上を達成が期待できる。
「MINET」の展示では、電子カルテ「MALL」の特徴を継承した高い機能性と、高知県で対象地域における登録患者数が人口の約13%、登録施設数約80ヵ所というEHR「はたまるネット」での構築・運用事例をアピールしていた。