「JRC2022」はハイブリッド方式で開催 学会、展示会は来場者が倍増する盛況振り

 放射線医療関連の国内最大イベント「JRC2022」が、4月14 ~ 17日の4日間、横浜市・パシフィコ横浜で開催された。主催は一般社団法人日本ラジオロジー協会。
「JRC2022」は、第81回日本医学放射線学会(JRS)総会、第78回日本放射線技術学会(JSRT)総会学術大会、第123回日本医学物理学会(JSMP)学術大会、2022国際医用画像総合展(ITEM2022)の合同イベントである。JRSの会長は村上卓道氏(神戸大)、JSRTの大会長は白石順二氏(熊本大)、JSMPの大会長は西尾禎治氏(阪大)が務めた。今回のメインテーマは、「未来への潮流と変革(Radiology─Akey for the paradigm shift)」。
 3学会合同のシンポジウムのほか、それぞれの学会で数多くの講演・セミナーなどが実施された。期間中の学会登録者数は合計で8395人(前年比196%)を数え、会場のある横浜市でのまん延防止等重点措置適用が解除されたこともあり、多くの来場者を集めたことに関係者からは安堵の声が聞かれた。
 来年の「JRC2023」では、メインテーマを「Be a GameChanger in Medicine with Radiology」とし、第82回日本医学放射線学会総会の会長は粟井和夫氏(広島大)、第79回日本放射線技術学会総会学術大会の大会長は市田隆雄氏(大阪公立大学医学部附属病院)、第125回日本医学物理学会学術大会の大会長は、阿部慎司氏(茨城県立医療大)。会期は4月13日(木)~16日(日)、パシフィコ横浜で開催予定である。


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