ザイオソフト/アミン/REVOLUTION IS STARTING

ザイオソフト/アミン/REVOLUTION IS STARTING

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ザイオソフト/アミンは、「REVOLUTION IS STARTING」をテーマに掲げ、次世代医用画像処理ワークステーション「REVORAS(レヴォラス)」をITEM2022の初日に同社ブースにおいて発表した。なお、今回のブースは、ブルーとホワイトのカラーを基調に“ZIOSOFT”、“AMIN”のロゴ、そして新製品の“REVORAS”ロゴを配し、上品でクリーン、しかも明るく開放的な空間を創出した。また、「REVORAS」のデモ機4台のほか、「REVORAS」の特徴を紹介するモニター6台を設置し、来場者を迎えていた。

茅野秀介代表取締役社長は、新製品発表に先立ち、「REVORAS」に至るまでの同社の製品開発の経緯や基本姿勢などを語り、「REVORAS」の特徴を以下のように説明した。
「従来のZiostation2に続く次世代ワークステーションの『REVORAS』は、人工知能のAIを先取りした上で、『Smart Imaging “みる”をシンプル、スマートに』をコンセプトに据えて開発しました。ここでいう“みる”とは、臨床画像に関わるあらゆる“みる”、すなわち診る、観る、看る、を意味します。高機能・高性能でありながら、直感的に使えるシンプルで簡便な操作性を追求し、同時に臨床での実用に則したシンプルな操作感で、緻密かつ精細な描写や高度な画像解析を、スマートに実現しました」
「REVORAS」発表後、同社スタッフがデモ機などを介して来場者に向けて「REVORAS」の概要や特長などを発信し、ブースは活況を呈していた。

●【新製品】医用画像処理ワークワークステーション「REVORAS」
ザイオソフトは自社ソフトウェアのベーシックな機能を「イメージング・インテリジェンス」と呼ぶが、「REVORAS」はその基本方針を昇華させる形で開発された。具体的には、「ファンクショナリティ」(目的部位の自動抽出)、「ユーザビリティ」(UIの使い勝手)、「アクセスビリティ」(院内各所・遠隔からのアクセス性)であり、「REVORAS」が実現するこれらの機能・環境・性能は“Revorability”を呼ぶ。Revorabilityとは、“REVORAS+capabillity”を意味し、その最大の特徴は“レンブラント”技術の導入である。オランダの画家の名を取った新レンダリングエンジンであり、従来のボリュームレンダリングとは違い、光を垂直方向と水平方向から照射することで精緻な影をつけ、よりリアルかつ立体感のある画像を生成することができる。この技術は、「特に外科手術のシミュレーションで奏功する」とザイオソフトでは語っている。実際、会場で披露された参考画像では、血管や臓器の配置及び前後関係などが詳細に表現されていた。また、従来からZiostation2に採用する気管支ナビゲーションやCT心筋ECV解析などのアプリケーショを進化させていることも、「REVORAS」の訴求点となる。例えば、気管支ナビゲーションは肺の気管支の自動抽出精度及び速度が向上している。ちなみに「REVORAS」の製品名は、国際補助語として世界中で認知されるエスペラント語で“夢”を意味する“revo”に由来する。ザイオソフトでは、命名について「“夢”をかなえる医療用画像処理ワークステーション、という意味を込めた」と説明していた。なお、「REVORAS」の発売は今夏を予定している。


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