JVCケンウッド／新発売の1200万画素30.9型カラーモニターとコロナ時代の防水型キーボード＆マウスに注目集まる
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ＪＶＣケンウッドでは新発売のCL-S1200をはじめ、PACS向けi3シリーズモニターやコストパフォーマンスに優れた電子カルテ用モニターのCL-R211とCL-R190、AngioやX線TV検査に特化したモダリティ向けモニター（参考出品）などを展示し。また、コロナ禍の医療の現場を想定した感染症対策用防水キー-ボード＆マウス、さらに低ノイズ設計の最新のリチウムイオン蓄電装置のLEMRIAなど意欲的な製品を発表。
●【1200万画素30.9型カラー液晶モニター】「CL-S1200」
PACS向け医用画像表示モニターi3シリーズから、新発売のカラー液晶モニターCL-S1200を展示。このCL-S1200は日本乳がん検診精度管理中央機構から承認を受けている液晶カラーモニターであり、画素数は1200万画素、サイズは30.9型ワイドと訴求力あるスペック。マンモグラフィの2画面を同時に表示したり、CT、MRI、超音波、病理などの医用画像を同時に、しかも自由なレイアウトで表示できるのが大きな特長である。また操作中などに手に触れる頻度が高いと思われる筐体部分（ガラスフィルターとスタンドをく）には抗菌コーティングをほどこし、デザイン面でも消毒作業がしやすいように配慮がなされている。
●【感染症対策用防水型キーボード＆マウス】MEDIGENICシリーズ
キーボードとマウスの素材は柔軟性を有するシリコン製。アルコールやエタノールなどの液体除菌剤にも対応する防塵・防水能力（IP65）を備えており、まさに時宜を捉えた製品である。またキーボードはPCに接続したままでも除菌・滅菌作業ができるように、キー無効化機能付。拭き残し防止のためフルフラットデザインも印象的だ。
●【21.3型カラー液晶モニター2画面構成】「CL-5500 Dualstand」
500万画素の21.3型モニターをデュアルスタンドで2画面一体化。画面は左右それぞれ角度調節ができ、それぞれの画面は常に最適な輝度、コントラスト、色調に保てる。リーディングライト内蔵で暗室でもキーボードを照らすことができる。ちなみにITEM2021の会場で今回CL-5500 Dualstandに電源供給しているのはJVCのポータブル電源・Jackyシリーズである。
●【リチウムイオン蓄電装置】「LEMURIA」
LEMURIAは医療機器用に向けて開発されたバックアップ電源である。人工呼吸器（100W）の場合なら連続33時間の連続使用が可能だ。急な停電の際には内蔵のLEDランプが自動点灯することにより室内視界を確保できるなど、非常に実践的な機能を有している。さらに低ノイズ設計で医療機器にやさしい。医療規格認証（JQA）を取得している。
