島津製作所/新画像処理エンジンを発売
島津製作所は、高画質と低線量を実現した血管撮影システム用新画像処理エンジン「SCORE PRO Advance(スコアープロアドバンス)」を発売した。
SCORE PRO Advanceは、リアルタイムの高画質化処理として従来のSCORE PROで培われたマルチ周波数処理・エッジエンハンス処理に加え、新たにモーショントラッキング(動き追跡)型ノイズ抑制処理を可能にしたことにより、残像とノイズが低減し、フレームレートを従来の半分(15fpsから7.5fps)にしても血管内治療に求められる画質を十分確保し、結果的に被ばく線量を1/2に低減することが可能になる。
同社は、SCORE PRO Advanceを2014年6月以降出荷する血管撮影装置「Trinias」シリーズに標準搭載する。