GEヘルスケア・ジャパン/ヘルシーマジネーション・カレッジ開催
GEヘルスケア・ジャパンは、9月24日、日本GE(東京・港区)で、乳房用超音波画像診断装置の新製品「Invenia ABUS」を発表。それに伴いヘルシーマジネーション・カレッジ「“デンスブレスト”を知っていますか?~個々人のリスクファクターに応じた新たな乳がん検診のかたち」を開催した。
同社代表取締役社長兼CEOの川上 潤氏は、冒頭挨拶で「GEは女性医療の分野で高い実績とさまざまな製品・ソリューションを持っている。女性医療を考える上で、『ライフステージに応じたトータルケア』と『個別化』という2つのキーワードが挙げられるが、GEは自社の実績・製品群を生かし、今後も女性医療に取り組んでいく」と語った。
中村清吾氏(昭和大)は「日本人の乳がん-現状と今後の対策」を講演。従来のマンモグラフィが苦手とするデンスブレスト(高濃度乳腺)への超音波検査の可能性に触れ、「この超音波画像診断装置は放射線を使用せず、圧迫や検査者依存もないため、マンモグラフィ、一般的な超音波検査の課題をクリアできる。検診分野でどう位置付けていくかを含め、これから情報の蓄積が必要になるが、期待できる」と述べた。
伊藤久美氏(同社チーフ・マーケティング・オフィサー)は、「GEヘルスケア・ジャパン女性医療のソリューション」を紹介。「GEの女性医療への取り組みとして、・検査スピードや精度の向上・乳がんケアの個別化・不安や負担の軽減が挙げられる。昨年発売のデジタル・トモシンセシス『SenoClaire』と、新発売の『Invenia ABUS』を加え、ラインアップはより強くなった」と語った。