近畿大学病院/患者向けスマートフォンアプリ 電子カルテと連動することで快適な通院生活を実現
近畿大学病院(大阪府大阪狭山市)は、患者満足度向上と院内の混雑緩和、病院職員の負担軽減などを目的に、患者のスマートフォンと電子カルテシステムを連携して活用するアプリケーション「FUJITSU ヘルスケアソリューション HOPE LifeMark-コンシェルジュ(以下、HOPE LifeMark-コンシェルジュ)」(製作:富士通)を、令和2年(2020年)10月26日(月)から導入し、順次サービスを開始する。新型コロナウイルス感染予防対策として、診察待ちスペースの混雑を緩和させ密を避けるというのも、導入理由の一つ。
【本件のポイント】
●診察日や待ち状況、診察後の注意点などさまざまな情報をアプリで確認することが可能に
●新型コロナウイルス感染予防対策として、診察待ちスペースの混雑を緩和させ密を避ける
●通院の利便性を格段に向上させ、患者満足度の向上をはかる
【本件の内容】
近畿大学病院では、患者の通院ストレスを少しでも軽減し、当院の提供する医療により満足していただけるよう、患者満足度調査やホスピタルアートの実施などさまざまな取り組みを行ってきた。
今回新たに導入するアプリケーション「HOPE LifeMark-コンシェルジュ」は、電子カルテとアプリを連携することで、患者が予約情報や診察状況などをスマートフォンで随時確認でき、診察までの待ち時間を院内外の飲食店などで有効活用したり、診察忘れを防止したりすることができる。なお、近畿大学病院では、アプリ開発状況に応じて一部機能から導入し、すべての機能が使えるようになるのは来年1月以降になる予定。
本アプリの導入によって、患者の通院の利便性を格段に向上させるだけでなく、診察待ちスペースの混雑を緩和することで、新型コロナウイルス感染の不安軽減にもつなげる。