エルピクセル/胸部X線画像から胸腔内の空気含有面積を計測するEIRL Chest Metry、医療機器製造販売認証を取得
エルピクセル(本社:東京都千代田区)は、 胸部X線画像から胸腔内の空気含有面積を計測する医用画像解析ソフトウェアEIRL Chest Metryについて、 「医薬品、 医療機器等の品質、 有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)」に基づき、 2020年9月28日、 指定管理医療機器の製造販売認証(認証番号:302AGBZX00101000)を取得した。
本ソフトウェアは、 先に発売した胸部X線画像から「肺結節」候補域を検出する EIRL Chest Nodule(販売名: 医用画像解析ソフトウェア EIRL X-Ray Lung nodule、 承認番号:30200BZX00269000)に「機能追加」として付加することが出来る。
エルピクセルが研究・開発を進めてきた医用画像解析ソフトウェアでは、 既に薬事承認を2件、 医療機器製造販売認証を2件取得しており、 今後も技術を磨き、 医師に寄り添う「医療AI」をリードしていく。
【胸腔内の空気含有面積の測定について】
胸部X線画像を医師が読影する際、 胸腔内の空気含有面積を測定し、 肺の萎縮状態や患者の症状から「気胸」が疑われることがある。 「気胸」とは、 胸の中で肺を包む胸膜(肋膜)腔の中に空気がたまる状態で、 胸膜疾患の一つ。 気胸になると息を吸っても肺が広がりにくく呼吸がうまくできない。
(※ 参考 一般社団法人 日本呼吸器学会 https://www.jrs.or.jp/modules/citizen/index.php?content_id=35 )
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