エレクタ/ガンマナイフ適応追加の承認を取得
エレクタは、脳内疾患に対する定位放射線治療機器「レクセル ガンマナイフ」について、2015年3月26日に「薬物療法による疼痛管理が困難な三叉神経痛治療」に対する適応追加の承認を厚生労働省より取得した。
今回の承認により「レクセル ガンマナイフ」の使用目的、効能・効果は以下の通り。
【使用目的、効果・効能】
下記の脳内疾患及び機能性脳疾患におけるガンマ線照射による非切開手術に使用することを目的とする。
① 脳血管障害(例えば脳動静脈奇形など)
② 脳腫瘍(例えば聴神経腫瘍、下垂体腺腫、頭蓋咽頭腫、松果体腫瘍、髄膜腫など )
③ 薬物療法による疼痛管理が困難な三叉神経痛
同社社長の檜垣修一氏は、「今回の適応追加は、三叉神経痛の治療に新たな選択肢を提供するものであると考えている。三叉神経痛は患者のQOL(生活の質)に及ぼす影響が大きく、この承認によって三叉神経痛に苦しむ多くの患者の生活向上に向けて大きく貢献していく。」 と述べている。