東芝/粒子線がん治療事業の戦略的関係構築に関する契約を締結
東芝、東芝メディカルシステムズ(以下、東芝メディカル)およびIon Beam Application S.A.(以下、IBA)は、国内外での粒子線がん治療事業の展開を促進するため、戦略的な協力関係を構築することに合意し、契約を締結した。
東芝メディカルが、IBAの陽子線治療システム「ProteusRONE」の国内販売および保守・サービスを行い、IBAが、東芝の重粒子線治療システムの海外展開に協力していく。
これまで東芝は、放射線の一種である重粒子(炭素イオン)線をがんの病巣にピンポイントで照射する重粒子線治療システムを開発・製造し、既に国内の2施設(放射線医学総合研究所、神奈川県立がんセンター)から受注している。東芝は、IBA社と協力関係を構築することで、重粒子線治療システムの海外展開をさらに加速していく。