インターシステムズジャパン
●「Care the Future of Care-医療の未来を創造する」をテーマに次世代型ITソリューションを出展
https://www.intersystems.com/jp/
インターシステムズジャパンは、医療専用の統合データプラットフォーム「InterSystems IRIS for Health」と医療連携・統合診療記録のための基盤「InterSystems HealthShare」を中心に、各種ソリューションの展示やセミナーを開催した。
同社の展示で力を入れていたのが、と次世代医療情報交換標準仕様「FHIR」と同社製品群とを組み合わせたソリューションの紹介である。「FHIR」は、 HL7 が開発した次世代の医療 IT 標準仕様フレームワーク。従来のHL7 Ver.2、Ver.3、CDAなど各標準仕様の優れた点を生かしつつ、最新のWeb標準に対応、実装のしやすさに重点が置いたもの。
インターシステムズでは、「FHIR」に関するセミナーを同社ブースで実施するとともに、「InterSystems HealthShare」関連製品群を展示。統合診療記録の「HealthShare Unified Care Record」、患者ポータルの「HealthShare Personal Community」、分析モジュールの「HealthShare Health Insight」、患者特定機能を持つ「HealthShare Patient Index」、プロバイダ検索可能な「HealthShare Provider Directory」、ESB/SOAプラットフォーム「HealthShare Health Connect」などを紹介した。
ミニセミナーでは、7月17日、鳥飼幸太氏(群馬大)が「IoTとFHIR規格を活用した院内ワークフローの改革」と題して講演。「FHIR」規格の概要と従来のHL7との違いを説明し、群馬大学医学部附属病院において、鳥飼氏が取り組んでいる同社のソリューションを活用した事例を紹介した。