PSP
●医療被ばく線量管理システムや医療機器管理システムを出展、アピール
2019年に創立30周年を迎えたPSPは、来年の線量管理義務化で注目を集めている医療被ばく線量管理システム「ARIStation iSED」や医療機器管理システム「ARIStation iMED」等を出展した。
●医療被ばく線量管理システム「ARIStation iSED」
「ARIStation iSED」は、モダリティベンダーに依らず、線量情報や撮影条件を自動収集・記録。収集されたデータは、ユーザーごとに設定された検索プリセットから検査部位・撮影プロトコルなどの条件別で統計として出力でき、データの視覚的、統計的な管理を可能とする。
また、「ARIStation iSED」は、医療機器の品質管理および安全面をサポート。日本画像医療システム工業会(JIRA)や日本乳がん検診精度管理中央機構が制定する、モダリティ点検標準項目に則った点検が可能なほか、施設ごとに決められた点検項目の作成が可能である。点検結果はデータベースに蓄積し、帳票出力等、データの利活用が簡便に行える。
このほか、定評のあるPACS「EV Insite net / Insite Pad」、RIS「ARIStation」や放射線治療用RIS「ARIStation RT」に加え、検査予約から検査画像・レポートの公開・共有までをWebシステムで実現する地域画像連携システムなどを紹介した。