ニプロ
未来につながる確かな経験~想像から創造へ
信頼と実績に裏づけられた次世代のスタンダード
ITEM2019ではDICOM PACS「Goodnet」などの同社の主力製品を紹介。同社は早くから心臓循環器系疾患の診断、治療の分野に着目し、同分野の治療用具、診断機器の開発に積極的に取り組んできている。加えて、国内初の心機能画像解析ソフトを開発するなど、同分野でのリーダー的ブランドのひとつである。医療現場のニーズをより多角的に把握し、医療現場の現状に合わせた製品へのフィードバックがスムーズに行われているのが同社の強みである。
●マルチフレームDICOM PACS「Goodnet」
同ブースでは、Cardiology総合管理ソリューション「Goodnet」の最新バージョンをデモンストレーションしており、来場者の足をとめさせていた。「Goodnet」は1stバージョンが2000年に発売されて以来、現在までに360を超える導入事例があり、医療現場ではすっかり「信頼性」を得ていることで知られる。「Goodnet」はオーダーリストから過去検査履歴を参照したり、画像単位で検索を可能にする「G-NAVI」、DICOMビューワの「GoodView」のほか「GOODNET Web」やレポーティングシステムを搭載。また統合型血管解析システム「QAngioXA」など各検査の解析アプリケーションも搭載が可能。各解析ソフトの使い勝手もブースで実際に体験できたことが印象的であった。
●DICOM画像ビューワ「GoodView」
「Goodnet」に標準搭載されているDICOMビューワのソフト/ファイルフォーマット変換ソフトを単体でもラインナップ。画質のプリセットと自動適用、サブトラクション、白黒反転、IVUS OCT画像の長軸構築といった現場が欲する機能に加え下肢結合ツールも来場の医療関係者に好評であった。対応するOSはWindows7 SP以降の64/32ビットとWindows10の64ビット。