PSP
Working for better health care
レポートの既読管理や被ばく線量管理システムにユーザーの関心集まる
1989年の設立から30周年を迎えるPSPは、画像管理、読影、撮影、教育、研究等をサポートする新機能を盛り込んださまざまなシステムを出展。PACS/ビューアー「EV Insite」シリーズをはじめ、診断RIS/治療RISの「ARIStation」シリーズ、検像システム「EV Confirm」、オンライン検査予約システム「PSA+(Portal Space Ace PLUS)」、タブレット緊急画像参照「Insite Pad EM edition」、クラウド型サービス「CirA-S」を中心とした展示を行った。
ITEM2019では、2020年に義務化がみこまれるCT等の被ばく線量管理についての参加者の関心が高く、PSPが提供する医療被ばく線量管理システム「iSED」のコーナーには、多くの来場者が集まっていた。
●画像ビューアー「EV Insite R」
画像ビューアー「EV Insite R」では、前回画像等との比較読影を行う際、ソフトが自動的にスライスの位置合わせや画像同期を行うことが可能。CT画像やMRIの画像についても自動的に位置合わせが可能となったことでこれらの作業負担を軽減。より読影業務を円滑に進めることができる工夫が加えられている。
●レポート作成ソフトウェア「EV Report」
昨今、問題となっている読影レポートの未読管理に関する機能が追加された「EV Report」。読影医がレポートを作成し、依頼医が電子カルテからレポートシステムの読影レポートを参照する際、レポートを読んで読影内容を確認したことをレポートシステムに登録することにより、読影医はレポートが確認されたか、誰が読んだのかといった情報をレポートシステム画面上で確認することが可能となっている。