EIZO/医用カラーモニター米国内販売許可を取得
EIZOは、米国食品医薬品局(FDA)より、8メガピクセル医用カラーモニター「RadiForce RX850」を米国内でデジタルブレストトモシンセシス(乳房トモシンセシス)用途として販売する許可を取得した。
デジタルブレストトモシンセシスは、乳がんの早期検出のために乳房を撮影する方法の1つ。従来からのデジタルマンモグラフィ(乳房X線)が二次元(2D)撮影方法であるのに対して、乳房を多方向からの断層画像で捉える三次元(3D)撮影方法である。デジタルマンモグラフィと組み合わせて診断することで、乳がんの初期症状である微細な石灰化の有無や位置が把握しやすくなると期待されている。
同社「RadiForce RX850」は、超高解像度8メガピクセル(4096×2160ピクセル)、高密度0.1704× 0.1704mm画素ピッチ、高コントラスト比1450:1により、デジタルブレストトモシンセシスやデジタルマンモグラフィで撮影された画像を細部まで鮮明に表示する。また、同製品はカラーモニターのため、MRI(磁気共鳴映像)や超音波画像など、モノクロだけではなくカラー表記を含む検査画像も同時に表示することができる。
※問い合わせ先=EIZO 営業1部メディカル課 TEL 03・5715・2014