香港国際メディカル&ヘルスケア・フェア2019開催
第10回「香港国際メディカル&ヘルスケア・フェア2019」(主催:香港貿易発展局、共催:香港医療保健器材協会)が5月14日~16日の3日間、香港島中心部の湾仔(ワンチャイ)にある香港コンベンション・アンド・エキシビションセンターにて開催される。
同フェアは従来、医療機器・医療用品関連企業、健康食品関連企業を出展対象として、「香港国際医療機器&用品フェア」の名称で2009年より開催され、当初は出展約150社・団体の展示会であった。年を重ねるごとに開催規模は拡大し、2018年は世界13ヵ国・地域から280社・団体が出展し、来場者数は1万1500人と過去最高を記録した。10周年の記念開催に当たる本年度から、イベント名を前出の「香港国際メディカル&ヘルスケア・フェア」に改め、昨年規模を超える医療機器や用品、技術等の展示が見込まれている。
今回の展示会場は例年通り、製品テーマ別に構成される。主なゾーンは「リハビリテーション&高齢者ケア」、「医療品&消耗品」、「病院設備」、「建築技術」、「世界のヘルス&ウェルネス」など。本年度の開催から、新ゾーンとして「バイオテック」が加わる予定である。なお、数年前から、設立3年未満のベンチャー企業向けエリアとして「スタートアップゾーン」を設けている。
また、会期中、会場ではこれも例年通り、出展向けフォーラムや各種セミナーを開催。その他、香港コンベンション・アンド・エキシビションセンターの別エリアでは、会期中に権威ある香港病院管理局による国際会議も同時開催される。同会議は、内外の専門家約90名が登壇し、最新の研究成果を発表するもので、約5000人の来場が見込まれている。
「香港国際メディカル&ヘルスケア・フェア2019」の詳細は下記の公式サイトを参照。
https://event.hktdc.com/fair/hkmedicalfair-en/