ファインデックス/健診施設向けに視線分析型視野計 GAP-screener を発売開始
ファインデックスは、「視線分析型視野計ゲイズアナライジングペリメーター GAP-screener(以下、GAP-screener)」を、2019年2月25日より健診施設や人間ドックを行う医療機関を中心に販売を開始する。
GAP-screenerは、愛媛大学工学部のシーズと京都大学医学部との共同研究によって生み出された新しい視野計。ヘッドマウント型で検査時に暗室や大きな設置スペースを必要としないことから、検査を実施する施設側の負担を軽減する。また、検査時にボタンを押すことなく自動で両眼同時に検査が行える為、被検者側の負担も軽減される。
現在主流となっている自動視野計は、検査機器が高価で大きな設置スペースを要することからほとんどの健診施設や人間ドックを行う施設には設置されてない。何らかの自覚症状が出て初めて医療機関へ行き視野検査を受けるケースが多く、異常を早期発見する為の環境は普及していない。
しかし、GAP-screenerを用いれば、健診施設や人間ドックなどこれまで視野検査を行うことが難しかった現場で手軽に検査が行えるようになる。企業の定期健診や人間ドックで視野検査を行うことで、視野異常の可能性がある人をスクリーニングし、早期発見、早期治療へと繋げることができる。GAP-screenerは、視野検査を「視野疾病を持つ人が眼科で受ける検査」から「誰もが定期的に受けるべき身近な検査」へと変えていく画期的な製品である。
今後は、まず第1弾として、国内の医療機器ディーラーを通じて健診施設や人間ドックを行う医療機関へGAP-screenerを販売し、2019年4月以降、順次出荷を行っていく予定。
問い合わせ先=ファインデックス 事業戦略室
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