国際モダンホスピタルショウ2016/開催説明会・新春講演会
日本病院会と日本経営協会主催の「国際モダンホスピタルショウ2016」は、7月13日(水)~15日(金)の3日間、東京・有明の東京ビッグサイト東展示棟・会議棟で開催する。今回のテーマは前回と同じく「健康・医療・福祉の新時代へ?連携と地域包括ケアの充実を目指して」。
会場では、①医療機器、環境整備 ②医療情報システム ③看護・介護・リハビリ ④健診・ヘルスケア ⑤施設運営サポート・サービスの5ゾーンで、ハードやソフトを展示する。
今回の特徴として、主催者展示では「求められる連携と地域包括ケアの充実に向けて」をテーマに展示を行う。またホスピタルショウ委員会/保健・医療・福祉部会によるスポット展示では、「高齢社会を支える看護・介護ロボット」をテーマに、来場者が実際に体験できるロボットの実機を展示する。
展示コーナーは「医療関連・セキュリティ対策」「医用画像・映像ソリューション」「在宅医療・介護」「ウェアラブル・モバイルヘルス」のほか、新設の「文具・オフィス機器」のコーナーを設ける。
今回の出展予定者は350社、来場予定者は8万人を見込んでいる。
1月22日にホテルグランドヒル市ヶ谷(東京・新宿区)で、開催説明会並びに新春講演会が行われた。
国際モダンホスピタルショウ委員会委員長の大道 久氏は、「全国各地で始まっている地域包括ケア体制の構築に向けた取り組みなど、地域住民の健康生活を支える事例を紹介し、多くのコーナーを準備した」と意気込みを述べた。
講演会は、三浦 元氏(元NHK広報局長・桐蔭横浜大客員教授)が「テレビ4K8K時代-放送の舞台裏と課題」について講演した。テレビ番組の歴史と現況、その舞台裏の変遷について現場時代のエピソードも踏まえ、テレビという媒体の価値について、動画映像も交じえながら述べた。