GEヘルスケア・ジャパンとゲティンゲグループ・ジャパン/ハイブリッド手術室への新たなソリューションの販売開始
GEヘルスケア・ジャパン(以下GEヘルスケア)と、ゲティンゲグループ・ジャパン(以下ゲティンゲ)は、ハイブリッド手術室への新たな提案として、カラム手術台システム「マグナス手術台」と自走式X線血管撮影装置「Discovery IGS 7 OR(ディスカバリー アイジーエス セブン オーアール)」で構成される、外科手術とカテーテルによるインターベンションのためのソリューションを、2月6日より販売開始する。
医療機関の主要な収入源である手術室の効率化は、多くの病院経営者が抱える課題の一つである。また、人口の高齢化などで一層高まる低侵襲手術のニーズを受け、より安全性・清潔性が確保された手術室の重要度が高まっている。それに伴い、手術の高度化・複雑化に応じた医療機器同士の干渉を避けたスムーズな手術遂行の必要性や、複雑な機器操作による手術スタッフのストレス軽減など、これからの手術室に求められるニーズも変わりつつある。
また、X線血管撮影装置(アンギオ装置)を設置するハイブリッド手術室*においては、使用用途が脳神経外科や脊椎外科等の領域にまで拡大しており、安全性確保はもとより、多目的かつ効率的に使用でき、将来にわたって有効活用できる柔軟性を備えたハイブリッド手術室は、医療機関に欠かせないものとなる。
* 最新の術式に対応するために、手術室にX線血管撮影装置を設置し、外科手術とカテーテル手術を組み合わせて実施できる手術室のこと。
今回、販売を開始するハイブリッド手術室へのソリューションは、低侵襲手術に対する需要の増大、さらには、このようなこれからのハイブリッド手術室に必要とされるニーズに対応するためにGEヘルスケアとゲティンゲが共同開発したもの。GEヘルスケアは、手術に求められる高度なイメージング機能を機器側から提供し、ゲティンゲは、手術室全体の最適なレイアウトやあるべき環境の提案を行う。この両社のパートナーシップにより、心臓疾患・循環器疾患の手術を多く行う病院をはじめ、脳神経外科や整形外科系の手術の増加を期待される病院を中心に、安全性、経済性、柔軟性を追求した次世代に求められるハイブリッド手術室を提案していく。
<特長>
本ソリューションを構成するGEヘルスケアの自走式X線血管撮影装置「Discovery IGS 7 OR」の主な特長は以下の通り。
自走式であるため、天井に設置された高性能フィルタからの垂直層流を確保し、術野を清潔に保つと同時に手術スタッフが動きやすい動線や十分なスペースを創出。さらには、これから起こりうる手術室の変化に柔軟に対応
マグナス手術台とのインテグレーションがさらに進化し、機器干渉リスクが低減、スムーズで安全なワークフローを提供
干渉防止機能付き高精細3Dイメージング機能が低侵襲治療を安全に緻密にサポート
脳神経・脊椎・整形外科等での活用幅が広がり、ハイブリッド手術室の多用性を強化、稼働率向上へ寄与
術中イメージガイダンス機能、ASSISTアプリケーションにより、被ばく線量、造影剤の低減が可能
問い合わせ先=GEヘルスケア・ジャパン コーポレート コミュニケーション
TEL:0120-202-021