丸紅/AIを応用した医用画像診断システムを開発する米国企業と独占的業務提携契約を締結
丸紅は1月7日、Enlitic社(本社カリフォルニア州)が行う第三者割当増資の引き受けを決定し、2018年12月に独占的業務提携契約を締結したことを発表した。同提携に基づき、丸紅はEnlitic社が開発するAIを活用した医用画像診断システムを日本市場向けに開発・販売する。
Enlitic社は、診断の見落としが多いとされている胸部X線画像を優先してシステム開発を進めており、同社に蓄積された画像データは1000万症例におよぶ。また、頭部や胸部のCTスキャン画像、マンモグラフィ画像用の診断システムも並行して開発を進めている。丸紅は2017年4月に新設した「IoT・ビッグデータ戦略室」を18年4月に「デジタル・イノベーション部」と改組し、医療用AIの技術パートナーとの協業を進めており、Enlitic社との提携は同活動の一環として実施された。
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