パナソニック/医療、物流等をサポートする最新型頑丈ハンドヘルドを発売
パナソニックは、2月23日に「TOUGHPAD(タフパッド)」シリーズの最新機種の発表会を開催し、ハンディターミナル・PDA・携帯電話の機能を1台に集約した頑丈ハンドヘルド「FZ-N1ADCAAZJ」「FZ-N1AKCAAZJ」を発表した。
「TOUGHPAD」は、厳しい自然環境下の現場での業務用途向けとして2012年から展開しているシリーズ。今回発表された「FZ-N1ADCAAZJ」と「FZ-N1AKCAAZJ」は、回路設計・アンテナ設計・構造設計の移動体通信の設計ノウハウを活用することにより小型・軽量化を図り、4.7型ディスプレイ搭載モデルでは世界最軽量級となる重量275gを実現した他、軽量コンパクトかつ斜め配置のバーコードリーダーを搭載しているのが大きな特長。また、ノイズプレッサー機能により、騒音下でもクリアで快適な通話が可能な上、3200mAhの高容量バッテリーによって連続駆動時間約8時間を実現するなど、物流、製造、小売、医療現場等、屋外、屋内問わず使いやすいモデルとなっている。
AVCネットワークス社ITプロダクツ事業部/ターミナルシステムビジネスユニット国内営業部の向坂紀彦部長は「流通や医療などの分野から、『業務用途に必要な耐久性を備えつつ軽い端末が欲しい』という要望が強く、頑丈さと軽さを両立できる新製品を開発した」と新製品開発の背景について説明した。
同製品は、2月26日より国内法人向けに発売を開始、想定実売価格は約15万円(税抜)としている。