フィリップス・ジャパン/2019年度事業戦略を発表、パートナー企業との取り組みを紹介
フィリップス・ジャパンは2018年12月6日、ウェスティンホテル東京(東京・目黒区)で、「Philips Partnership Meetup 2018」を開催した。
これは、フィリップスが重要顧客を招待して同社の事業戦略や提携企業等の取り組みを紹介するもので、2回目の開催となる。
はじめに、同社代表取締役社長の堤 浩幸氏が2019年度の事業戦略について発表した。堤氏は、まずヘルステック分野のリーディングカンパニーを目指す同社のミッション&ビジョンについて「有意義なイノベーションを通じて、2025年までに、30億人の人々の生活を向上させる」と宣言。そのための取り組みとして、事業を1つに統合し、シナジーを作っていく“One Philips”の考え方を紹介し、2019年4月には日本法人の株式会社フィリップス・ジャパンとフィリップス・レスピロニクス合同会社を統合し、フィリップス・ジャパンとして組織力強化を図ることを発表した。
つぎに「ヘルステック・パートナーシップ・ジャーニー」と題して、フィリップスと提携しているパートナー企業の担当者が、同社との提携内容と今後の展望について発表した。パートナーシップ企業の登壇者とそのタイトルは下記のとおり。
▽松田誠太氏(東京海上日動火災保険)デジタルを起点とした「安心と安全」価値の創造▽宇野大介氏(ライオン)毎日の習慣をReDesignするイノベーションラボの取り組み▽坂野哲平(アルム)ITの力で人と医療と介護をつなぐ「Shaping Healthcare」▽新井世東氏(富士ソフト)ヘルステック分野での情報の可視化を通じた業務変革の実現▽宮川潤一氏(ソフトバンク)安心・快適なモビリティ社会実現をめざして▽宮嶋宏幸氏(ビッグカメラ)人々の豊かな生活の実現に向けたヘルスケア領域での事業変革