キヤノンメディカルシステムズ/3分で陽性判定できる機能を追加したインフルエンザ迅速検査システム「Rapiim」販売開始
キヤノンメディカルシステムズは、最短3分で陽性判定できる機能を追加したインフルエンザ迅速検査システム「Rapiim(ラピーム)」を9月20日より販売開始した。
2016年より販売を開始した迅速検査システム「Rapiim」は、微量なインフルエンザウイルスを迅速に検出可能であるが、従来の8分での最終判定に加え、ウイルス量が多い場合には測定開始後最短3分で陽性判定ができる機能を新たに追加したことにより、より迅速な処方が行えるため、ワークフローの改善にも役立つ。
このシステムは蛋白質分析装置「Rapiim Eye 10(ラピーム アイ テン)」と専用の体外診断用医薬品であるインフルエンザウイルスキット「Rapiim Flu-AB(ラピーム フル エービー)」を組み合わせて使用する。Rapiim Eye 10は10月より、Rapiim Flu-ABは11月より、それぞれ納品を開始する。
なお、現行のRapiim Eye 10を使用している医療機関においては、10月より順次、無償での装置交換を予定。
<特長>
1.短時間陽性判定
ウイルス量が多い場合、最短3分で陽性の判定結果を表示するため、迅速に結果が得られる。
また、これまでの判定結果の表示である【陽性:「P」、陰性:「N」】に加え、【陽性:「+」、陰性:「―」】を追加し、ユーザの好みによって表示を切換られるため、認識性が向上した。
2.検体種の拡大
3検体種(鼻かみ液、鼻腔拭い液、鼻腔吸引液)に加え、新たに「咽頭拭い液」を追加した。患者の症状に合わせて、最適な検体種での検査が実施可能。
3.有効期間を24ヶ月に延長
体外診断用医薬品であるインフルエンザウイルスキット「Rapiim Flu-AB」の有効期間を18ヶ月から24ヶ月に延長し、利便性を向上させた。
問い合わせ先=キヤノンメディカルシステムズ 広報室
TEL:0287-26-5100